防水基礎知識

防水ってなに?

防水とは、建物を水漏りから防ぐために、建物の中に水が入り込まないようにする仕組みのこと。
雨漏りの原因は、
水があり
水路(みずみち)があり
水を動かす重力などの力が作用

するためですが、防水工事で1と2にしっかり対応することで、建物を水漏れから守っています。

材料の形態による分類

防水を長持ちさせるには?

建物の屋上は、水・熱・紫外線による影響を常に受け続けています。そのため年月と共に防水機能も徐々に低下します。
しかし、日々の点検や清掃など、ちょっとしたメンテナンスで、寿命を延ばすことができるものです。
ここでは専門家の健康診断や、お住まいの方にもできるメンテナンスについてご紹介します。

こんな"症状"が、防水層劣化のサインです。


保護塗料の退色
(トップコートの塗り替えが有効です。)


防水層のふくれ


シートの破断・損傷


塗膜防水層の劣化


ドレイン(排水溝)部土砂の堆積・植物の育成 (植物の根はコンクリートも貫通します。)


防水の裏側に雨水侵入・塗膜防水破断
コンクリート成分の染み出し

今すぐできる、防水のメンテナンス
1.防水層の表面に以上がないかを点検する。(年1回程度)
目視で著しい異常があれば、専門家に相談しましょう。
2.ドレイン周りの点検・清掃年(2回程度)
ゴミが詰まると植物が生えやすくなったり、水溜りや雨漏りの原因になることがあります。特にドレイン周りのゴミはこまめに清掃しましょう。
3.植物の育成状況の確認
植物の根は、防水層を貫通していることがあり、むやみに抜くと雨漏りが発生することもあります。大きく成長した草木については、根元で切るなどして、今後の育成を防止しましょう。
4.業者にお願いするメンテナンス
防水健康診断や、保護塗料の塗り替え(3年~5年に1度)など、専門業者の技術が必要なメンテナンスもあります。別途ご相談ください。

なぜ防水改修が必要なの?

鉄筋コンクリート造の建物の寿命は、60~65年程度といわれています。そして建物を守る代表的な防水機能の寿命はおおよそ下記の通りとなります。
防水層の寿命を考えると、建物のライフサイクルの中で、2~4回の防水改修をすることが必要となります。

主な防水加工の耐用年数

*建設省総合開発プロジェクト(昭和55年~昭和59年)の「建設防水の耐久性向上技術」資料より引用。
( )内の年数は田島ルーフィング(株)の経年防水層分析試験など、独自研究データによる推定耐用年数